朝、目が覚めたら気分も快調で今日の身支度を整えながら一日の予定を頭の中でイメージ。
きちんと朝食を摂り、余裕を持って家を出る。会社近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読み、情報収集して出勤。
メールチェックしてから、お客様にご連絡の電話。お客様との信頼関係もしっかりできているので、毎日が充実・・・
こういう社員さんばかりだと会社はいい雰囲気になります。
当然業績もいいでしょうし、社長もストレスがありません。理想的ですね。
ただ、現実はなかなかそうもいかないようです。
社員が張り切って働ける環境を作るため、社長はいつも苦心されていますね。
ところがイメージ通りの反応には至りません。
それどころか、反抗する人や、辞める人までいたりします。
「俺がこんなにしてやってるのに・・・」と思うとイライラしてしまいます。それが表情や態度にあらわれて・・・
なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
見えることもあれば、見えないこともある、ということが原因のようです。
お付き合いが長くなってくると、社内の事情に明るい社員さんから、「ここだけの話ですけど、実際のことろ・・・」という話をよくお聞きします。
分かりやすい例を挙げるとしたら「退職」。
会社にはあたりさわりない理由を言って退職しますが、多くの場合その裏には違った本音があるのです。
実際に、こんな会社がありました。
入社してすぐに年次有給休暇を付与したり、フレックスタイム制を導入したり、社長が号令をかけて、労働環境を一生懸命に整備していました。
ところが、これから会社の中核になってくれるはずの30歳前後で、ポロポロと人が辞めていくのです。
経営状態は苦しいながらも、夏冬には賞与を支給し、昇給もしてきました。
それでも退職者があとを絶ちません。
社長は「最近の若いモンは、一体何を考えてるんだか・・・」と半ば呆れています。
この会社、一体どうして人が辞めていくのでしょう?
私も最初は不思議でした。社長がこんなに一生懸命やっているのに、同業他社と比べても退職者が多いのですから。
でも、ある時社内の人と話をしていて気が付きました。
部下との接し方が悪い管理職の存在が原因だったのです。
会社設立して20年で社員数は100人、それなりに会社が大きくなってきました。
ところが業界自体が成熟していることもあり、これ以上会社を大きくするのが難しい状況です。
ポストが不足し、課長クラスの人に閉塞感が漂っています。
同じオフィスで、同じメンバー(特に上のほうは定着がいい)で、お客さんもほぼ固定。
異動もないし・・・。という背景から、課長クラスに停滞ムードが漂っていたのです。
前向きに仕事をしたいと思っても、上司の課長クラスがこの調子なので、30歳前後の人たちが活躍の場を求めて退職していたのです。
しかし、社長は気づいていませんでした。だから色々と環境整備しているはずなのに、なかなか退職者が減らなかったのです。
社長と社員は親子に似たところがあるように感じます。
子供も大きくなると親とはあまり口をきかなくなり、何を考えているのか分からなくなりますね。
それでもお母さんとはたまに話をしているので、間接的に現在の状況を聞いて現状把握していたりします。
間接的にであっても、様子が分かれば問題ありませんね。
これを社長と社員におきかえると・・・
良いこともそうでないことも、何でも報告してくれる幹部がいればいいのですが、実際には難しいようです。
やはり、幹部といえども社長とは上司・部下の関係ですから、なかなかマイナス面については言いにくいもの。
ただし、外部の人間であれば、会社の課題を社長に伝えることにためらいはありません。
このような理由から、弊社ではスポット的なお付き合いではなく、顧問契約という継続的なお付き合いをさせていただいております。
社長の気づいていない会社の課題をお伝えして、健全な組織作りをお手伝いしたいと願っております。
弊社は東京都新宿区を拠点に、労働基準監督署(労基署)の調査や是正勧告の対応、うつ病社員の対応、問題社員の対応、名ばかり管理職問題、長時間労働の是正、サービス残業解消、社員定着率アップ、社員のやる気アップ、従業員トラブル、解雇など中小企業専門に、人の問題の相談(労務相談)・アドバイスを行っている社会保険労務士事務所です。
得意分野、強み、差別化された分野など、他との違いについては、
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小河原社会保険労務士事務所
代表
小河原裕雅
(おがわらゆうが)
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